プロフィールや受賞歴などに頼るのではなく、「自分自身の価値観」をもって作品と向き合う。そんな本来の絵画の楽しみ方が世の中に根付いていくことが我々の願いであり、目指している「絵画文化」の在り方です。

「M'zoプレミアム」とは、その「絵画販売の本来あるべき姿」を追求するため、当社が「M'zo」の次の段階として運営する別店舗です。「M'zo」は、そこへたどり着くために必要な最初のステップとして位置づけています。 

  

絵画販売店舗「M'zo」は、一律のルールを設けることで絵画の価格に対する旧い先入観を取り払い、最初の一枚を気軽に手に取って頂けるよう、お客様にとっての分かりやすさを最優先にしました。

しかしいくらお客様にとって分かりやすくても、作家さんにとっては納得しづらい面がある事も承知しています。それでも「絵画を日常で楽しめる文化」を定着させるにはまず、価格設定の抜本的な改革が必要だという信念のもとに熟考を重ね、我々独自のルールと価格帯の設定を致しました。

「分かりやすい価格設定」のもと、「M'zo」にて絵の購入を検討する、または実際に購入して自分の生活の中で楽しむ。この体験をひとつでも多く重ねることによって、お客様自身が作品に対する「自分なりの価値観」と自ら向き合うことになります。それはプロフィールや受賞歴に頼らず「好き嫌い」の感覚だけで作品と向き合うということであり、我々の運営目的のひとつである「感じる喜びの輪を広げていく」ことにつながっていきます。

「M'zo」では「分かりやすさ」を念頭に一律のルールを設けましたが、本来、複製のきかない作品形態である絵画を販売する場合は、作品1つ1つに注ぎ込まれた「才能」という付加価値に値段を付ける以外になく、そもそも価格に明確な根拠など存在しません。それが絵画販売の「自然な姿」であり「あるべき姿」であると我々も理解しており、多くの人々も頭では分かっていることです。

理屈では分かっていても、絵に対する「とても高価なもの」「自分には価値を理解できないもの」という先入観を払拭しないことには「本当にそんな価値があるのだろうか?」という不安や、「高く売りつけられているのでは?」という不信感だけが先行してしまい、購入の対象になりにくい現実がありました。「M'zo」において、この「人々と絵画の距離」を縮めるために分かりやすい価格設定を設けたというのは、「step1」の通りです。

そして次のステップとして我々が作家さんと共に目指したいのは、「絵画販売の本来あるべき姿」を実現するお店です。それを我々は「M'zoプレミアム」と名付けました。「M'zoプレミアム」とは、「M'zo」において人々からの評価を獲得した作家さんにご用意する別店舗で、「M'zo」で設定した一律のルールを用いずに、作品1点1点が持つ魅力に相応しいと思われる価格を作家さんと相談の上で決定していきます。一見、通常の画廊・ギャラリーと同様の価格設定方法になりますが、「M'zoプレミアム」にて取り扱うのはM'zoでの「分かりやすいルール」をクリアしてきた作品のみ。お客様にとってはそれが一つの安心材料になると考えています。

価格に「明確な根拠」など持たせずに、責任を持って才能の価値に値段をつける。そしてお客様には、気に入った作品と自分なりの価値観を照らし合わせ、どの程度なら納得してお金を払えるのかゆっくりと自問自答を楽しんで頂く。「M'zoプレミアム」は、そんなやり取りを目指すお店です。

街ゆく人々が自分の感性ひとつで作品と向き合える日。それこそが、我々の運営目的である「絵画が文化として根付く」 ことだと考えています。

M'zoにてレベル5をクリアし、作家活動に対する方向性が当社と一致した方

M’zoの価格ルール(大きさやレベル)には頼らず、作家さんとご相談のうえ、1作品ごとに価格を決定します。また、上限価格の設定もありません。

M’zoプレミアムへの登録作家さんが誕生した際(※1)には、プロモーションを兼ねたお祝いのパーティを開催致します。開催に必要なスペースの確保、集客のための宣伝活動、および発生する費用は、M'zoが負担します。

パーティーのコンセプト

1.個展(作品販売機会)

2.作家さんのプロモーション
3.携った方々への感謝・報告
  (作品購入者、作家さんのご友人など)
4.人とのつながり

 

※1.パーティー開催のタイミングにつきましては、適宜ご相談させて頂くものといたします。

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